 |
●無症状期が長い
感染直後にインフルエンザに似た症状が2週間程でることがありますが、大多数の人には自覚症状がありません。この無症状の期間が数年から10年以上にもわたって続きます。
|

 |
| カリニ肺炎 |
| カリニ博士が発見した微生物が肺に寄生しておきる肺炎の一種です。からだの免疫力が正常なら、まったく心配のいらない病気です。 |
 |
| カポジ肉腫 |
| 皮膚や内臓にピンクや褐色、紫色などの斑点ができるがんの一種です。からだのどこにできるかは人によって違い、また全員にできるわけではありません。 |
|
 |
●無症状期を過ぎるとエイズ関連症候群があらわれる
たとえば、次のような症状がしつこく続き、だんだん重くなっていきます。
- 寝汗や発熱が続く。
- 首のまわり、脇の下、股のつけねなどのリンパ腺がはれる。
- 原因もなく、急激に体重が減る。
- 疲れやすくなる。
- 下痢をするようになり、食欲がなくなる。
- 口の中に白い斑点ができる。
|
| こんな症状があっても必ずしもHIVが原因とは限りません。しかし症状が、数週間続くようなら医師の診察を受けてください。 |
|
 |
●さらに症状がすすむとエイズを発病する
からだの抵抗力が弱くなり、普通のときにはなんでもない弱い細菌やカビ、原虫に感染しやすくなったり(日和見感染症)、悪性腫瘍もできやすくなります。カリニ肺炎やカポジ肉腫が代表的なものです。そして、こうした状態をエイズと呼びます。
HIVは脳神経系も襲い、意識低下や記憶力低下の症状が現れることがあります。
たとえば…
- 健忘症
- 無関心
- 決断力の喪失・部分的まひ
- 運動機能の障害
- 知覚機能の障害、など。
|