重症化しやすいグループ(ハイリスクグループ)の方は、疑わしい症状があればすぐに受診し、抗インフルエンザ薬(タミフル等)の投与を受けてください。
・代謝性疾患(糖尿病患者)、慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、免疫機能不全(がん患者、HIV患者)、腎機能障害(透析患者)、妊婦
インフルエンザとは?
日本では、冬期にインフルエンザが流行します。これは通常の風邪とは違い、突然の高熱、悪寒、全身倦怠感などの強い症状が出るのが特徴で、幼児や高齢者、呼吸器や心臓などに慢性の病気を持つ人では重症化したり、最悪の場合、死に至ることがあります。
インフルエンザウイルスはウイルスの仲間で、その種類の違いでA、B、Cの3つの型があり、現在人で流行しているのはA型とB型です。
新型インフルエンザとは?
今までに流行したことのない新しい型のインフルエンザのことを言います。
例年流行している季節性のインフルエンザは、A型の場合Aソ連型(H1N1)とA香港型(H3N2)です。毎年少しずつウイルス表面のたんぱく質を変えながら流行しています。小さな変化であれば、ワクチンや過去の感染による抗体の力である程度防御できますが、突然まったく違う新しい型がでてくると、人はそのウイルスに対する防御の手立てがまったくなく、世界的な大流行となり、多くの方が亡くなる可能性があります。
現在流行している新型インフルエンザ(ブタ由来インフルエンザウイルスA/H1N1)の潜伏時間はおよそ3〜4日(1〜7日)、症状は季節性のインフルエンザと同様に、38℃以上の発熱、倦怠感、熱感、咳、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、頭痛です。嘔吐や下痢などの消化器症状を呈することもあります。
現在佐賀県では、新型インフルエンザの発生を受けて、発熱コールセンターを設置しています。
新型インフルエンザに関することは、発熱コールセンターTEL 0120-82-1025にお電話ください。
※受付時間
8月1日以降(平日) :8:30〜17:15
上記以外の時間は、録音での対応となります。
過去に大流行したことは?
あります。
当時は、スペイン風邪やアジア風邪などと呼ばれており、以下のような大流行がありました。
| 発生年 |
型 |
当時の呼び名 |
発生地 |
推定死者数 |
| 1918年 |
H1N1 |
スペイン風邪 |
北米/中国 |
世界で4〜5千万人、日本で39万人 |
| 1957年 |
H2N2 |
アジア風邪 |
中国 |
世界で100万人、日本で8千人 |
| 1968年 |
H3N2 |
香港風邪 |
中国 |
世界で100万人、日本で2千人 |
| 1977年 |
H1N1 |
ソ連風邪 |
中国/ロシア |
|
上の表を見てもわかるように、10〜40年の間隔で大流行が起きています。最後のソ連風邪からすでに30年近く経っているので、今後新たな流行が起こると考えられています。
新型インフルエンザが発生するしくみは?
鳥インフルエンザウイルスが新型インフルエンザウイルスになるには、2つの仕組みがあります。
ひとつは、鳥インフルエンザウイルスが人や鳥の体内で変異し、人から人へ感染するウイルス(新型インフルエンザウイルス)になることです。
もうひとつは、人やブタに人のインフルエンザウイルスと鳥インフルエンザウイルスが同時に感染し、それぞれが混ざり合い、新型インフルエンザウイルスになることです。
鳥インフルエンザは直接人に感染する?
原則的には、動物の種を越えて直接鳥から人へ新型ウイルスが感染するとは考えられていませんが、香港(1997年)でのH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスの人への感染例などは、種を越えて直接鳥から人へ感染する可能性があることを示唆しています。
また、鳥インフルエンザウイルスが変異を起こし人に感染しやすい型になれば、容易に感染が拡大し、世界的な大流行を引き起こす可能性もあるので、注意が必要です。
予防法・治療薬は?
通常のインフルエンザ予防策として、
1、 咳エチケット(ポスター PDF 1.96MB)
・咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう
・マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以 上離れましょう。
・鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
・咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
2、 手洗い
3、 うがい
4、 十分な栄養と睡眠があげられます。
手洗いには、せっけんを使うと効果があります。
手指の消毒には、アルコール、逆性せっけんなどが効果的です。
治療薬については、通常のインフルエンザ治療薬としてのアマンタジン、ノイラミニダーゼ阻害剤(タミフル、リレンザ)が効果があります。
佐賀県新型インフルエンザ対応行動計画(第3版)平成21年1月改訂(PDF 15.1MB)
さらに詳しい情報は・・・
佐賀県
新型インフルエンザ情報 http://www.pref.saga.lg.jp/web/pandemic-flu.html
国立感染症研究所
新型インフルエンザ http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html
インフルエンザ http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/index.html
高病原性鳥インフルエンザ http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
厚生労働省
新型インフルエンザ対策
http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
東京都
新型インフルエンザ
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/swine-flu/index.html
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