ビブリオ・バルニフィカスによる健康被害の防止について

 

ビブリオ・バルニフィカスによる健康被害が夏場に集中して発生しています。

肝臓に基礎疾患(慢性肝炎や肝硬変等)のある人、血中鉄濃度が高くなる疾患のある人、免疫力が低下している人では、ビブリオ・バルニフィカス菌に汚染された魚介類を生食することで発症する恐れがあり、治療が遅れると生命を脅かすことになりますので、特に注意が必要です。

 

 

 ビブリオ・バルニフィカスとは?

この菌は、腸炎ビブリオやコレラ菌などと同じビブリオ科に属しています。

海水中に広く生息し、夏場の海水温度が高い時期に繁殖し、この菌に汚染された魚介類の生食や海水中の菌が皮膚の創傷から侵入して人に感染します。

 

 症状は?

数時間から2日間の潜伏期を経て、発熱、皮膚(主に下肢)の痛み、腫れ、発赤等の症状で発症します。

健康な人では、下痢や腹痛を起こすこともありますが、重症になることはありません。しかし、肝臓に疾患がある人や、貧血の治療で鉄剤を内服している人では、治療が遅れると感染が全身に広がり、生命を脅かすことになり、特に注意が必要です。

 

◆ 予防のポイントは?

肝臓疾患のある人や貧血で鉄剤を内服している人、免疫力が低下している人は・・・

・夏場の魚介類の生食を控え、十分加熱して食べましょう。

・創傷がある時は、夏場の海水との接触や海辺を素足で歩くことは避けましょう。

・発症した場合、死亡率が極めて高く、早期診断、早期治療が必要です。魚介類を生食後、体調に不調を感じたら直ちに医療機関に受診しましょう。

 

 

◆ ビブリオ・バルニフィカスに関するより詳しい情報については、

国立感染症研究所感染症情報センターへ(トピックスに掲載)

 

問合せ先】 佐賀県生活衛生課  пi0952)25−7077

       佐賀県健康増進課  пi0952)25−7075